堀江信宏さんの「人生の悩みが消える自問力」を読みました。
この本では、自らガンを克服した著者が、人生を大きく左右する可能性のある、自問自答の方法について説明しています。
・良い自問自答とは何かを知りたい
・人生の悩みを消したい
と思っている人に是非とも読んでほしい一冊です。
この記事の目次
- 堀江信宏さんの「人生の悩みが消える自問力」について【概要】
- 著者の堀江信宏さんってどんな人?
- 堀江信宏さんの関連書籍
- 「人生の悩みが消える自問力」の目次
- 「人生の悩みが消える自問力」を読んだ感想【書評まとめ】
- 堀江信宏さんの「人生の悩みが消える自問力」について【概要】
1. 堀江信宏さんの「人生の悩みが消える自問力」について【概要】
「人生の悩みが消える自問力」は、2017年1月26日に発行された書籍です。
ざっくりと内容を説明すると、
・私たちの人生は、すべて自問自答に左右されている。
・自分に「いい質問」ができれば、「いい答え」を導き出し、「いい行動」につなげ、「いい結果」を出せるようになる。
というものです。著者の「コーチングの技術を自問自答に応用する」という言葉を読んだとき、自分の考えを整理して深堀するのに大変有効な手法だと感じました。
2. 著者の堀江信宏さんってどんな人?
著者の「堀江信宏さん」について紹介します。
堀江信宏(ほりえのぶひろ)
1971年生まれ。
立教大学卒業後、伊藤忠商事に入社。
2004年に伊藤忠商事を退職しイベント企画運営会社を設立。
2015年9月に悪性リンパ腫を宣告されたが、2016年春に寛解。
2018年7月に永眠。享年46歳。
このブログを書こうと思い堀江さんのことを調べていた際に永眠されたことを知りました。寛解されたとのことだったので、とても驚きました。ご冥福をお祈り申し上げます。
3. 堀江信宏さんの関連書籍
「目標を達成する技術」
マイケル・ボルダック氏による著書の訳本です。目標を達成するためのコーチングや、タイムマネジメントなどについて記載されています。
「人を動かす技術」
マイケル・ボルダック氏による著書の訳本です。話し方の技術について記載されています。
4. 「人生の悩みが消える自問力」の目次
目次は以下の通りです。
第一章 自問力があなたの人生を決める
第二章 あなたの悩みを解消する自問力の使い方
第三章 ニセの願望にだまされるな
第四章 自問力を身につければ、自分をもっと幸せにできる
第一章では、人生の悩みを解消するためのきっかけとなる「5つの質問」と「自問自答」について説明しています。
第二章では、効果的な「自問自答」のためのポイントを、身近におこりがちな10の事例で説明しています。
第三章では、「ニセの願望」を見破り、「本当の願望」を叶えるための自問自答スキルの掘り下げについて説明しています。
第四章では、「本当の願望」を知り、人生の質を高める方法について説明しています。
5. 「人生の悩みが消える自問力」を読んだ感想【書評まとめ】
昔の話だが、北京に赴任してすぐ突発性難聴になり、朝起きると左耳が聞こえなくなっていました。ちょうど国慶節で日本に戻っていたので、かかり付けの耳鼻科に診てもらったところ、すぐに入院するよう主治医に言われました。おかげで1週間の休暇は全て、病院のベッドの上で過ごしました。運が良かったのか、聞こえなくなってすぐに治療したのと、突発性難聴の治療で有名な先生が主治医だったことが幸いし、退院するころにはほぼ聴力が回復しました。
突発性難聴の原因の一つに飲酒があります。中国には白酒という、アルコール度数が50%以上の蒸留酒が存在します。中国では、来客を白酒でもてなすという習慣があり、宴会が始まると、白酒を小さなグラスに注ぎ、何度も乾杯をします。それを主治医に伝えたら、耳に良くないから絶対にやめたほうが良いと言われました。
治療後北京に戻り、しばらくは飲酒も控えていたのですが、ちょうど1年後に赴任先の社長の誕生会があり、飲まないといけない雰囲気になったので、ほぼ1年ぶりに白酒を飲んでしまいました。そうしたら翌朝、以前突発性難聴を患ったのと同じ左耳で、キーンという耳鳴りがするようになりました。そのときは生憎日本に戻っていなかったので、北京の病院をいくつか回ってみたのだが、耳鳴りは治らず、いまでも悩まされています。
あれだけ医者から止められたのに、なぜ飲んでしまったのか、ずっと後悔していましたが、本書を読んで、これもギフトだったのかも知れないと思えるようになりました。
周りに相談できる人がいなくて悩んでいる人は是非、本書を読んで自問力を高めてください!
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