葉物野菜の種を蒔いたら芽が出た

生活

高校を卒業するまで、周りを田んぼに囲まれた田舎で育った。周りには農家が多く、使っていない畑を持っていたので、父親がその畑を借りて、家庭菜園をしていた。小さい頃はその畑を耕したり、雑草抜きをするのがお手伝いの一環だった。

結婚して子供ができてから、育児書をいろいろ読んでいると、土いじりが育児に良いと書いてある。砂場で遊ばせるのも良いが、どうせやるなら実りのあるものが良いと思い、家庭菜園をすることにした。

最初は子供のころ父親がやっていたことを思い出しながら、手探りでやっていたが、そのうち本を読んだり父親に相談したりしているうちに少しずつ知識もついてきた。収穫があれば家族も喜ぶし、たくさん収穫できた時はご近所さんにおすそ分けすることもできる。畑を耕したり雑草抜きをするのは結構な重労働なのだが、適度にやるぶんには運動にもなるし、良いこと尽くしだ。

春に種まきをするタイミングは、桜の咲く時期が良いと言われている。今回は、収穫が比較的早いホウレンソウと春菊を蒔いてみることにした。

畑を耕して畝を作ったら、種を蒔くための筋を入れ、種を蒔いて軽く土をかけて水をやる。その後、畝の上にアーチ型の細い鉄パイプを差して畝の上に半ドーム状の屋根の骨組みを作り、その上から不織布のシートを掛けて、U字型のペグで不織布を地面に固定する。こうすることで、蒔いた種を鳥に食べられたり、猫が畑に入ってきて野菜がダメになったりするのを防ぐことができる。不織布には細かいメッシュになっているので、上から水を掛ければ畑に水遣りをすることもできる。また4月は寒暖を繰り返すので、多少の防寒効果も期待できる。

収穫が楽しみだ。

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